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その2
1)2007年6月24日の試運転集録:
D51498が2007年7月1日に開幕する北東北DCの開幕イベント列車としてSL北東北DC号と称して運転された。
本運転に先立ち、6月24日から試運転が行われた。
北上線での復活記 その2
私にとって二度目の北上線探訪紀行で、2004年10月11日の集録紀行でのロケハンを勘案しての集録紀行でした。
今回のD51運行は、2007年7月1日開幕の北東北DCでの開幕イベント列車としてSL北東北DC号の運行であった。
2007年6月24日:北上線SL北東北DC号試運転集録紀行
1)第一集録地:湯田町和賀錦秋湖地区
早朝午前3時頃に錦秋湖の道の駅に到着して明るくなるのを待ちロケハンを開始し、結果的にこの場所にて集録を行った。
この年の冬の積雪量が暖冬のための少雪だったためなのか、梅雨の最中の割に錦秋湖の水位が少ないことに驚いた。
錦秋湖の湖らしい風景を絡める必要性から国道脇の此の場所にて撮る事にして、列車登場までの約三時間の車中待機を行って集録に臨んだ。
SL列車は錦秋湖の周囲の山々に汽笛を響かせながら登場し、鉄橋手前で一旦停車した後にユックリとした足取りで錦秋湖鉄橋を渡って行った。(列車登場:Am.10:07)
撮影者のためなのか、再スタートして黒煙を吐きながら鉄橋を渡る光景を演出してくれた事には感謝の念を抱きつつ、満足の行く集録が行えた。
2)第二集録地:湯田町小繋沢地区(小繋沢踏切)
錦秋湖鉄橋での集録後に湯田町小繋沢地区の小繋沢踏切にて前回同様に、ほっと湯田駅出発後の良煙走行を期待して集録する事にした。
既に多くの撮影者が集まり大賑わい状態で、前回同様の撮影場所で集録に臨んだ。
ほっと湯田駅発車の汽笛が聞こえた後にトンネル越しに良煙走行ぶりが見られ、トンネルを貫けると爆煙状態になり、長い上り勾配を驀進してきた。
今回は試運転の空荷状態のためか、前回よりも吐煙量が少なめであった。(列車登場:Am.10:44)
3)第三集録地:山内村相野々地区(岩瀬トンネル)
小繋沢での集録後に返しの上り列車集録は爆煙を期待して、山内村相野々地区で撮ることにした。
相野々駅での小休止後に長い上り勾配を登る為に爆煙発車になると確信して、岩瀬トンネル上部からの集録であった。
此処から黒沢川に沿って奥羽山脈越えの為に、ゆだ高原まで長い急勾配を登りつめて行くことになる。
4)第四集録地:湯田町川尻地区地区(川尻鉄橋)
今回最後の集録地として、湯田町川尻地区の川尻鉄橋の対岸で集録を行った。
前回同様に、この川尻鉄橋周辺にも多くの撮影者が集まり、川尻鉄橋を取り囲む広範囲の撮影場所から様々な構図でSL列車の撮影を行っていた。
7月1日からのSL北東北DC号本運転集録に備えてのロケハンを兼ねての今回の集録を考慮して、本運転集録計画をたてる事にした。