鉄人集録記

最新集録紀行その1
2009年12月21日には奥羽本線の板谷峠にて、山形新幹線の集録を行うことにした。

奥羽本線の板谷峠には一度は訪れてみたいと思っていた場所で、今回は帰り足で板谷峠の雪景色を撮ることを思いつき、早朝に現地入りした。

板谷峠では、列車が通る前の鉄路上の積雪と板谷駅の光景が、奥羽本線の難所であった事を偲ばせる印象的な光景で有った。

最新集録紀行その1


奥羽本線板谷駅(山形新幹線つばさ102号列車)




2009年12月21日:奥羽本線・山形新幹線つばさ号集録紀行
1)第一集録地:米沢市板谷地区(板谷駅)
     
私としては初めて訪れた板谷峠には、午前7時に到着した。
始発列車が通る前の森閑とした鉄路を覆う積雪光景を目にして、奥羽本線の難所の駅の一つで昔ながらの佇まいが残る光景に感動するものが有った。
昔の奥羽本線で有れば夜行列車の通過もあり、鉄路を覆う積雪光景を目にすることもなかったことであろう・・・!
一晩での積雪量として多いのか平均的なものなのか・・・?


  
鉄路を覆う推定30cm程の積雪も最初に現れた山形新幹線つばさ102号により、事もなげに蹴散らされていった。(列車登場:Am.07:13)
その後に登場したのは米沢行き定期普通列車で、米沢に通う高校生4〜5人が乗車して行った。
旧板谷駅はスウィッチバック駅で有ったが、駅への引き込み線を覆うスノーシェッド奥に駅舎が残っている。
今は旧駅構内に保線用の作業車が保管されているようで、本線からの引き込み線が旧駅構内に伸びている。

    
三番目に登場してきた福島行き定期普通列車には若干の遅れが有ったが、駅の保守点検のために訪れていたJR職員一人を乗せて走りさった。
その後には、午前8時3分に下りつばさ101号が登場し、午前8時5分には上りつばさ104号が走り去って行った。
吹雪状態がひどくなってきたのと、当初目的を果たしたので、帰路に就くことに・・・!