鉄人集録記

最新集録紀行その2
2010年2月11日に只見線での、除雪車運行を集録しする為に、積雪期の只見路を訪ねました。

流石の真冬の只見線でも除雪車の出動は大雪の場合に限られている事が判りました。
除雪車の出動を要する場合は大雪の時で、除雪車の基地が宮下・川口・只見の三拠点からの出動であることも判明しました。

除雪車の活躍ぶりを撮るには、国道の除雪状況も絡む点で、難しい被写体である事を痛感してきました。

最新集録紀行その2




2010年2月11日:只見線の只見路雪景色集録紀行
今回は初めて積雪期の只見線探訪を行う事にしました。今まで何度も訪れた只見路の雪景色を探訪する目的でした。

1)第一集録地:柳津町滝谷地区(滝谷駅付近)
  
2月11日午前5時30分に風もなく森閑とした雪に覆われた滝谷駅に到着しました。新雪が5cmほど積るホームに出て見ると、ウサギやネコの足跡が点々と・・・!
積雪量は想像したほどではなく、除雪車が走った形跡もない、静穏な早朝の光景でした。
間もなく会津若松行き上り一番列車(422D)が滝谷川鉄橋方向の暗闇から煌々とヘッドライトの明かりをともして現れました。(列車登場:午前6時8分)
休日のためなのか列車には乗客の姿が無く、乗降客もないままに静かに出発して行きました。
  午前7時11分の下り一番列車(423D)

  
  午前7時44分の上り二番列車(424D)

2)第二集録地:三島町宮下地区(第三只見川鉄橋眺望地)
     
今回の撮影場所は今までビデオ撮りの私には不向きな場所として避けていたところで、積雪期には此の場所でしか撮影できませんでした。(列車登場:Am.8:52の426D)
  午前9時15分の下り二番列車(425D)
2009年10月28日の紅葉期に訪れた対岸の道神鉄橋の雪景色の中を走る下り定期列車の光景も捨てがたいものがあると感じました。

3)第三集録地:只見町
  
定期列車が走らない時間帯に只見駅まで足を伸ばして、「只見ふるさとの雪祭り」の準備中の光景をみてきました。
途中の第八只見川鉄橋での蒲生岳雪景色も見物してきました。SL列車が走れば最高な光景だと感じながら、水沼まで戻る事にしました。

4)第四集録地:金山町水沼地区(第四只見川鉄橋)
  
何度も訪れている第四鉄橋のモノトーンの雪景色も新鮮なものに思えました。(列車登場:午後12時41分・上り428D)

5)第五集録地:三島町西方地区(第二只見川鉄橋)
  午後14時35分の下り三番列車(427D)

6)第六集録地:三島町宮下地区(宮下ダム眺望地)
  午後15時53分の上り五番列車(430D)
今回の積雪期の只見路探訪紀行は、本来の目的は除雪車の活躍ぶりを集録する予定でしたが、残念ながら除雪車の運転が無く、課題を残したまま帰宅する事にしました。
改めて、只見線での除雪車の活躍ぶりを撮る事の難しさを感じた次第です。大雪でなければ除雪車の出動が無く、大雪の場合には集録活動ができるのかの疑問もありますので・・・・!