鉄人集録記


左沢線集録記その2

2009年6月13〜14日にJR左沢線でSLさくらんぼ号が運転された。
本運転に先立ち6月9〜11日に試運転が行われ、9〜10日の試運転集録を行った。

SLさくらんぼ号集録は今回が三回目で、平坦田園路線である左沢線では爆煙走行は期待できないが、鉄人C11325機関車が現役時代活躍した路線であることから、現役時代の活躍ぶりを再現集録する目的で、集録しているものである。


左沢線集録記 その2




2009年6月10日:JR左沢線SLさくらんぼ号試運転列車二日目

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1)第一集録地:羽前高松地区(平ノ山踏切)
    

羽前高松駅を過ぎるまでは平坦な山形米穀倉地帯をノンビリと走り、平ノ山踏切手前付近から柴橋駅に向かって緩やかな登り勾配を登り始める。
柴橋Sカーブ付近は12.5パーミルの登り勾配となっているが薄煙走行の場合が多く、良煙走行が期待できるのは平ノ山踏切手前付近の登り勾配開始付近であると考えて集録した。した。
直線区間に走り込んだあたりから良煙を吐きながら走り去っていった。(列車登場:Pm.12:01)


2008年6月12日の羽前高松地区からの月山の雄大な山容

2)第二集録地:左沢地区(旧国道 最上川橋下)
    
今回の集録では、珍しく最上川の水面が水鏡状態であったので最上川川辺から集録することにした。
この場所は以前は対岸への渡船場だったそうで、当時の雰囲気を思わせるためか小型和船が係留されていた。
また付近には米沢藩御用達の舟屋があったそうで、左沢の最上川往来の基地であったようである。
(列車登場:Pm.14:20)